楽しみな2つの出来事

 6月に入って以来、5月後半の猛暑日を思わせるような暑さは影を潜め、すっきりしない天気が続いています。一方で、夏の夜空が美しい季節を間近に控え、12日午前には、嬉しいニュースが飛び込んできました。

 H3ロケット打ち上げ成功のニュースです。続く2度の失敗から半年後、H3ロケット6号機は、皆の期待を一身に受けて、12日午前9時53分、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられました。打ち上げから約15分後に高度約580キロの予定軌道に到達し、小型衛星6機を投入。打ち上げは成功しました。

 H3ロケットはJAXAと三菱重工業が2014年から開発を進めている2段式の液体燃料ロケットで、固体補助ロケットを使わない低コスト型の飛行試験も兼ねており、これまでの信頼回復と市場参入に向けて大きな節目となる打ち上げ成功は、開発関係者から安堵と喜びの声が聴かれました。

 H3ロケットは、衛星や物資を外国に頼らずに運ぶことができる「宇宙輸送の自立性」を確保する基幹ロケットに位置づけられ、部品数の削減や民生部品の積極採用によって、先代のH2Aから大幅なコストダウンを図ったもので、今後も大きな期待が寄せられています。

 さて、今年も各地で田植え作業も終わり、どの田んぼにもまだ柔らかな稲苗が清々と植え尽くされました。写真は6月11日の市内の田んぼの風景です。

 お米は、農家の皆様が八十八の手間暇をかけ丹精込めて育てた稲による、私たちの命を繋ぐ「大切な実り」です。これまでのご苦労に感謝し、この後さらにすくすくと成長しますようにと願いを込め秋の豊作を祈りたいと思います。

 最近の天気予報によると梅雨を越えると今年も暑い夏がやってくるとの予報が出ていました。猛暑に立ち向かわれる農家の皆様のご健康を願いつつ、さらに日焼けされた農家の皆様の一層の「笑顔の秋」を心から願い、今から楽しみにしております。

                       令和8(2026)年6月16日
                            大 川 泰 弘