「暑さ寒さも彼岸まで」とは、昔の人はよくぞ言ったものだと感心します。20日の「彼岸の入り」を翌日に控えた19日から、急な秋の訪れを感じさせる気候となりました。
ご覧いただいている皆様には、益々ご清栄のことと存じます。
坂戸市内の各地域でも実りの秋が到来いたしました。たわわに実った稲穂が秋の爽やかな風に揺れ、穂や葉がこすれ合う音にも秋風の涼を感じます。
29日は片柳地内の田んぼでも、小学生が田植えをして育てた稲を地域の農家の皆様や先生方、保護者の皆様、地域のボランテイアの皆様、JA、市役所職員の皆様等、大勢の皆様のご支援を受け一所懸命に稲刈りに取り組みました。
慣れない鋸鎌を使っての作業も終わりころには上達していました。稲の切り株を見ると上達具合が推察されます。
子供たちによって刈り取られた稲はその場で天日干しされ、来月8日に脱穀作業が行われるそうです。
長い猛暑と一部地域での水不足、カメムシ等の発生への対応など、気が休まらない日々の連続であったとお察しします、農家の皆様のご努力が報われますようにと、心から本年の豊作の無事をお祈りいたします。
令和7(2025)年9月30日
大 川 泰 弘





